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ミシュラン1つ星フランス料理店の「EPICURIENS」、破産手続き開始決定
(株)EPICURIENSは、1月23日に東京地裁へ自己破産を申請し、1月28日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は山下英樹弁護士(山下・遠山法律特許事務所)。
同社は2009年に設立し、翌年9月に百貨店「銀座三越」にフランス料理店「LES ROSIERS EGUZKILORE」(レ ロジェ エギュスキロール)をオープン。フランスでは女性初の、フランス最優秀国家認定資格(M.O.F.)を受賞した女性シェフが務めるほか、「TOKYO MICHELIN 2012」において1つ星を獲得するなど、相応の知名度を有していた。
2013年4月には3店舗体制としたものの、新規2店舗は不採算店舗となり、他社に事業を譲渡。最終的に「LES ROSIERS EGUZKILORE」のみの経営となったが、債務超過状態にあったため、今年1月1日付で同店の事業を他社へ譲渡し、今回の措置となった。
帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債は債権者約41名に対し約1億4400万円。