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投資ファンドのインテグラル、建設資材の信和を買収 約150億円
投資ファンドのインテグラルは、岐阜県を拠点とし「くさび緊結式の足場」などを手掛ける建築資材業界最大手メーカーである信和(株)を約150億円で買収することが分かった。
信和は、仮設資材をはじめ足場や物流機器事業にも乗り出すなど事業の多角化を図っている。両社が連携する事で、耐震リフォーム工事や2020年の東京オリンピック開催に向けた公共関連工事の需要増加等を追い風に国内での事業強化を進めるだけではなく、海外展開を目的としており、経済成長が見込める東南アジアへ進出し、足場機材の事業拡大と収益向上を狙うようだ。
今後の経営体制については、山田博氏が引き続き代表取締役として経営全般の陣頭指揮を執り、インテグラルから山本礼二郎(インテグラル代表取締役)及び辺見芳弘(同取締役)を取締役として派遣する。