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米国シスコ、日本企業への投資 「Internet of Everythingイノベーション」を推進

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米国シスコは、シスコのベンチャー キャピタルであるCisco Investmentsが、最近発表した1億ドルのグローバルInternet of Things (IoT)ファンドに基づくInternet of Everything (IoE)のスタートアップおよびアーリーステージ企業への投資の対象の1つに日本を選定し、日本で最初に資本提供を受ける企業として(株)smart-FOAに決定したと発表した。

シスコは、工場、送電網、医療施設、輸送システムなどのモノをインターネットへ接続し、モノをデジタル化させ、モノをどこからでも制御できるテクロノジーlotを開発。接続されるものが増えれば、より多くの場所からデータを収集でき、より多くの方法で効率性、安全性、セキュリティを向上させられると言う。
一方、投資対象に選ばれたsmart-FOA は、現場の環境などの背景データとセンサが収集した生データとを組み合わせる情報短冊というデータの塊をつくり、これをWEB上で簡単に収集共有させるシステム「FOA」を開発・販売及びコンサル業務を行っている。
両社とも、次世代の現場ITを実現するソフトウェアは、ネットワークエッジで分散処理するフォグコンピューティングのコンセプトに合致するとし、現場力と経営が一体となるマネージメントイノベーションを推進している。
今後、両社では、Cisco IOxを基盤とした製造業向けソリューションの共同開発・販売を通じ、日本のモノづくりの現場から、世界の製造現場にも事業展開を広げる方針のようだ。