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「ワンダーボーイ」や「モンスターワールドシリーズ」のウエストンビットエンタテインメント破産開始決定受ける

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(株)ウエストンビットエンタテインメントとその関連の(株)ビットエンジェルは、9月24日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には中村直裕弁護士(IAL綜合法律事務所)。

ウエストンビットエンタテインメントは、コンピューターゲームソフトの開発業者で、昭和61年に開発したアーケード用アクションゲーム「ワンダーボーイ」やRPGゲーム「モンスターワールドシリーズ」で知名度をあげ、次々に、プレイステーション用の「装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語」、「新世紀エヴァンゲリオン 綾波育成計画」などを開発し、ピークとなる平成10年3月期は売上高約1億8300万円をあげていた。また22年、(株)インデックスがiphone用アプリとして販売した犬のボイス翻訳機「バウリンガル」の開発にも関わっていた。

しかし、その後ヒット作品がなく、24年3月期の売上高は約4千万円に低下し、事業採算も確立できず最近は事業活動を休止していた。

関連のビットエンジェルはネットを利用した事業経営のコンサルティングを行っていたが、ウエストンビットエンタテインメントに連鎖した形で破産に至った。

東京商工リサーチによると負債総額は調査中としている。