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100円ショップの商品を展開する井上工業、破産申請へ

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(株)井上工業は、9月24日に事業を停止し、破産手続きを宅島康二弁護士(宅島法律事務所)に一任した。

井上工業は、明治初期に先々代が若狭塗箸の製造販売業として創業した、日用雑貨品の企画・開発業者。国内外の有名キャラクターのライセンスブランドを保有し、ランチグッズ、ステーショナリー、ラッピングなど多種多様なオリジナル商品を企画・開発した。また、製造は中国の協力工場で行い、低コスト化を図った。大手の「100円ショップ」を主体に受注基盤を形成し、ピークとなる平成19年7月期の売上高は46億1669万円をあげた。
その後は、取引形態の一部変更により売上は落ち込んだが、23年7月期以降は得意先の出店加速により売上を伸ばし、25年7月期の売上高は38億4212万円をあげた。

しかし、多品種のアイテムを取り扱う一方、即納体制で対応するため見込み生産が常態化し、常時20億円を超える在庫を抱えていたため在庫負担が資金繰りを圧迫していた。また、円安による仕入れコストの上昇も経営の足かせとなっていた。
26年7月期に入り、得意先の旺盛な出店計画を背景に増収を見込んでいたが9月13日、井上正春氏が急死した。後継者もいないことから事業継続を断念し9月22日、全従業員、パートを解雇して営業を停止した。

負債総額は約33億2700万円(平成25年7月期決算期時点)。

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