三菱ケミカルＨＤ（4188）、大陽日酸（4091）を子会社化へ

（株）三菱ケミカルホールディングス【4188】（以下「三菱ケミカルＨＤ」）と大陽日酸（株）【4091】は、両社の資本業務提携関係の強化及び企業価値の向上を目的とし、三菱ケミカルＨＤは、大陽日酸の普通株式を対象として、公開買付けを実施して大陽日酸の議決権の過半数の取得を目指す。

三菱ケミカルＨＤは、機能商品、ヘルスケア及び素材など幅広い分野で事業を展開している。

大陽日酸は、1934年に国内初の酸素発生装置を開発して以来、空気分解装置と呼ばれる産業ガス（酸素、窒素、アルゴン）を製造するプラントを中核として、さまざまな技術の高度化を図りながら、産業ガスメーカーとして事業を展開している。

大陽日酸が三菱ケミカルＨＤの持分法適用会社から連結子会社になることで、事業の基盤となる経営資源の開示、提供等を通じて、より強固な連携、広範囲でのシナジーの実現を目指す。