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新生銀行(8303)、約300億円超のシティ銀行の個人部門買収に初の名乗り

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(株)新生銀行【8303】は、21日、米シティグループ【8710】の国内個人向け銀行業務の買収に乗り出す考えを示した。

米シティグループの日本におけるシティ銀行は、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行の3メガ銀行など計9社に打診をかけている。初の名乗りを上げた新生銀行は、シティバンク銀行の持つ富裕層顧客を引き継ぎ、個人向け業務を一気に拡大する狙いを立てた。
シティ銀行は、銀行本体で手掛ける外貨預金などの事業とクレジットカード会社の売却を示しているが、売却事業は不安定なため、売却価格は流動的だ。そのため、各行は、約300億~400億円程度と試算している。
邦銀はバブル崩壊後の不良債権問題の再編の対象として、海外の銀行に目を向けており、シティ銀行の個人部門は、リテールや海外部門の底上げにつながる可能性や、勢力図に一定の影響を与えるため、国内では嬉しい出来事となる。しかしながら、シティ銀行が売却する事業は、安定した収益が見込めない不安材料があるため、打診を受けている企業は、慎重に事業価値を検討しているという。
一方、シティ銀行は今後、個人部門の詳細な情報を参加各行に示す方針で、優位な条件を示した数行を対象に二次入札を来月にも行うとしている。