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元ジャスダック上場のインデックス、破産手続き開始決定

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(株)インデックスは7月31日、東京地裁から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は長島良成弁護士(長島良成法律事務所)。

インデックスは、携帯電話向けのゲーム企画・開発・配信を主力事業とし、積極的なM&Aにより業容を 拡大し、平成16年12月にジャスダックに上場。ピーク時の16年8月期には売上高124億7485万円をあげていたが、その後急速に業績が悪化し、資本提携をしていた日本振興銀行の破綻も追い打ちとなった。

そのような状況の中、粉飾決算を行っていたとして、平成25年6月に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で証券取引等監視委員会の調査を受けていた。信用圧縮のため、とうとう自主再建が困難となり、同月27日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、7月4日に開始決定を受けた。
その後、連結財務諸表で23年8月期から債務超過に陥っていたことが判明したが、再生債権者および再生債権総額が不明なため、提出期限の平成26年5月9日までに再生計画案を作成する見 込みが立たなくなり、4月30日、民事再生手続が廃止された。

民事再生法申請時の負債総額は約246億200万円。