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ベインキャピタル、伊藤忠にベルシステム24の49.9%を譲渡

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投資ファンドのベインキャピタルは、コールセンター国内最大手の(株)ベルシステム24ホールディングスの間接持分49.9%を伊藤忠商事(株)に譲渡する買収関連契約を締結したと発表した。ベインキャピタルと伊藤忠は、共同出資で特別目的会社(SPC)を設立し、ベルシステムは、その傘下に入る。ベインキャピタルがBellの間接持分50.1%、伊藤忠商事がBellの間接持分49.9%を保有する予定。譲渡額については未公表だが、ベルシステムの企業価値は1200億以上と見られる。

伊藤忠は、コンタクトセンター運営を中心とした多彩なカスタマーサービス事業に参画し、顧客との接点や消費者とのコミュニケーションの品質向上・効率化を追求することで、生活消費関連分野での更なる事業拡大を目指し、今回の取得に踏み切った。

ベルシステム24は、2004年にシティグループがCSKから買収。その後、2009年にはベインキャピタルが1200億で買収し傘下に入っていた。

■ベインキャピタル
ベインキャピタルは、プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、上場株やレバレッジローンなど、総額 700億ドル以上に上る数種類のファンドを運用している。世界中で300社以上のプライベートエクイティ投資や追加的投資を行っており、ボストン、東京、香港、上海、ムンバイ、ニューヨーク、 シカゴ、ロンドン、ミュンヘン等に拠点を有する。投資実績としては、ドミノ・ピザ ジャパン、日本コンラックス、D&M ホールディングスなど。