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シャープ(6753)、欧州における太陽電池事業の合弁解消

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シャープ(株)【6753】は、平成22年7月に再生可能エネルギーの発電事業を手掛けるイタリアの大手電力会社Enel Green Power S.p.A.(以下「EGP」)及びSTMicroelectronics N.V. と共同で太陽電池工場を運営する合弁会社3Sunを設立し、生産された薄膜太陽電池を引き受ける契約を結んでいたが、太陽電池の値下がりなどを受けて、これ以上の引き受けは困難と判断し、これを解消すると発表した。

契約解消に伴い、シャープは一定の対価をEGPに支払わなければならず、EGPと共同で設立した太陽光事業合弁会社ESSEの合弁を解消し、保有するESSEの株式をすべてEGPに売却するが、取得時よりも安く譲渡されるため、差額分が損失となる見込み。今後3Sunの工場が生産する太陽電池は15日以降すべて、EGPが引き受けることとなる。

なお、ESSEの合弁事業は解消されるが、3Sunについての合弁事業は継続されるため、イタリアでの太陽電池生産は継続となる。