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鍛造部品メーカーの丸茂工業がニューホライズンキャピタル傘下で再建へ

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部品鍛造メーカーの丸茂工業が、企業再生ファンドのニューホライズンキャピタル傘下で再建を目指すこととなったと、日刊工業新聞が報じ、代表安東泰志のブログでもそれを追認する形となった。正式なプレスリリースは追って発表される。

丸茂工業は、ホンダ向けの二輪・四輪向けの部品を製造する中堅企業で、一般鍛工から特殊加工まで手がけ、金型を内製するなどの高い技術力を有しているが、近年は業績が低迷し、私的整理中であった。

一方、ニューホライズンキャピタルは三菱系の投資ファンド、フェニックスキャピタルが分離独立したもので、投資実績としては、メールマガジン配信のまぐまぐ、住宅機器の製造販売のハウステックなどがあげられる。今回、ニューホライズンキャピタルは、15億円を投じ、現経営陣は退任の上で、元アマノ取締役子安芳夫氏が代表に就任する予定で、3年から5年後の同業他社へのバイアウトを予定している。

今後は、インドネシアの製造子会社に電炉など新規設備投資を行ない、収益改善をめざす。