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ヤマダ電機、約44億円で大塚家具を子会社化
ヤマダ電機【9831】は、大塚家具【8186】と資本提携を締結し、大塚家具が実施する第三者割当により発行される新株式及び新株予約権を引き受けることを発表した。
取得価額は、約43億7400万円。
ヤマダ電機は、家電をコアに生活インフラとしての「暮らしまるごと」のコンセプトのもと家電と親和性の高い住宅、リフォーム、住宅設備機器、住空間の家具雑貨関係の提案に加え、各種金融商品の提供や不動産情報の提供、カフェコーナー等が一体となった「家電住まいる館」の開発を行っている。
ヤマダ電機と大塚家具は、2019年2月15日に業務提携に関する基本合意を開示しており、大塚家具からヤマダ電機が展開する「家電住まいる館」へ商品提供と家具販売のノウハウ及び人的リソースの提供、法人分野でのホテルやオフィス等への家電・家具納入における協業等を行ってきた。
ヤマダ電機は、商品の共同開発、ヤマダ電機のネット事業による拡販、法人分野での協業の強化等を図り、グループ全体として競争力の向上及び経営効率の改善を図り、顧客満足の向上と企業価値の向上を目指すため、今回の買収に至った。
大塚家具の概要
(1)名称 株式会社大塚家具
(2)所在地 東京都江東区有明3-6-11
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 大塚 久美子
(4)事業内容 家具・インテリアの販売事業
(5)資本金 23億9400万円
(6)設立年月日 1972年8月28日