メイコー、約8億円でEMS事業のベトナムTowada Electronics Vietnamを買収

メイコー【6787】は、ベトナムのEMS会社であるTowada ElectronicsVietnam Co., Ltd.（以下、十和田ベトナム）の出資持分を一部取得し、子会社化することを発表した。
取得価額は、約8億円。

メイコーグループが属する電子部品業界では、自動車の部品電装化、5G通信及びIoT化が進んでおり、リジット基板、フレキシブル基板及びEMSの需要が拡大する見込みで、2007年にオフショア開発の拠点としてベトナム・ハノイ市に子会社「Meiko Electronics Vietnam Co., Ltd.」を設立し、グループの生産販売体制の強化に取り組んできた。

十和田ベトナムは、日本企業である十和田グループのベトナム現地法人として、電子機器の受託生産に関するEMS事業を中心に行っており、豊富な実績と知見を有している。

メイコーは、双方の経営基盤（関連会社含む）を有効に活用し、双方の事業の発展のために協力して事業を行っていくため、今回の買収に至った。

異動する子会社の概要
（1）名称 Towada Electronics Vietnam Co., Ltd.
（2）所在地 ハイズオン省 カムザン県　フックディエン工業団地内（ベトナム北部）
（3）代表者の役職・氏名 General Director 加來 俊介
（4）事業内容 電子部品の実装、組立、販売
（5）資本金 2100万米ドル
（6）設立年月日 2005年12月９日