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住友商事、マレーシアの大手マネージドケア事業者PM Care社などを買収

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住友商事【8053】は、マレーシアのマネージドケア事業者であるPM CareおよびHealth Connect Holdingsを子会社化し、マネージドケア事業に参入したことを発表した。

住友商事は、「中期経営計画2020」において、既存ビジネスの拡充に加え、プラットフォーム事業の活用とDXを推進しており、次世代の新たな収益の柱となるビジネスの創出を目指している。

マネージドケア事業者は、企業や保険会社向けに、企業の従業員や被保険者が医療機関で受診した際の医療費の支払い・請求代行を行い、医療費請求内容の審査や、投薬量や入院回数の適正化、また服薬・診療継続支援や適切な医療機関の紹介等を通じて、医療サービスの高度化・医療費抑制を図る。

マレーシアのマネージドケア事業者に対する需要は、医療市場の成長と企業や民間保険会社の医療費抑制ニーズを背景に拡大を続けており、PM CareとHealth Connect Holdingsは2社合計でマレーシアにおいて業界最大の市場シェアを有している。

住友商事は、マレーシアの企業・保険会社と医療機関を繋ぐ存在として、日本の医療技術・サービスの導入も見据えつつ、より質が高く効率的な医療サービスを推進し、個人の健康管理向上を促していくため、今回の買収に至った。