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アパレル・雑貨販売のケンテンをマーチャント・バンカーズが買収

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マーチャント・バンカーズ【3121】は、個人事業として運営されていたケンテンを100%子会社化し、ケンテンを中心に、アパレル・雑貨を中心とした販売事業に進出し、展開していくと発表した。

アパレル業界には委託システム(ビジネスモデル)があり、販売スタッフの採用や教育、管理、さらに日々の店舗運営(開店から閉店まで)を外部会社または個人に委託するシステム(ビジネスモデル)である。

ケンテンは創業来19年間、このビジネスモデルで取り組んでおり、現在、都内及び関東近郊の百貨店、アウトレット、ショッピングモールで、婦人服・子供用品を中心に、7店舗運営しており、現状年間売上5,000万円、営業利益1,000万円体制になっている。このビジネスモデルの大きな特徴は、初期投資が不要で、在庫リスクも負担しない点である。

マーチャント・バンカーズは、ケンテンが創業から19年で培ったファッションメーカーとディベロッパーの人脈及び、マーチャント・バンカーズの上場会社としての信用力やリソースを同事業に投入することにより、年間2〜3店舗のペースで増やし、催事場等(ホテルでの催事も含む)での実販の請負も積極的に行い、ケンテンによる催事場での販売、主要株主アートポートインベストとの連携によるインターネット販売、という企画提案型の営業を展開することにより事業を拡大していくため、今回の買収に至った。