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富士フイルム、約8億ドルでJXTGホールディングスグループの細胞培養培地事業2社を買収

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富士フイルムは、JXTGホールディングス【5020】(以下JXTG HD)のグループ会社で、細胞培養に必要な培地のリーディングカンパニーであるIrvine Scientific Sales Company, Inc.(以下ISUS)およびアイエスジャパン(以下ISJ)の発行済全株式を取得すると発表した。
取得価額は、約8億米ドル。

培地は、細胞の生育・増殖のための栄養分を含んだ液状や粉末の物質で、バイオ医薬品や再生医療製品などの研究開発や製造における細胞培養に必要不可欠なものである。また、培地の品質によって細胞培養の品質や効率が左右されるといわれており、近年、培地に対する注目が高まっている。
現在、抗体医薬品を中心としたバイオ医薬品の需要増加、細胞を用いた治療ニーズの急拡大に伴い、培地市場は拡大しており、今後も年率約10%の伸長が見込まれている。

ISUSとISJは、バイオ医薬品製造向けの培地や体外受精・細胞治療用途の培地などを幅広く取り扱う、培地のリーディングカンパニーである。
高い研究開発力や品質管理力、長年蓄積してきた実績やノウハウなどを活かして、顧客ニーズにあわせた最適なカスタム培地を開発することが可能で、cGMP基準に準拠した生産拠点で製造し、高品質な製品をタイムリーに供給することができ、ISUSが欧米、ISJが日本・アジアを中心に販売展開し、全世界の製薬企業やバイオベンチャー、アカデミアなどに培地を提供している。

富士フイルムは、今回、ISUS社・ISJ社の買収により、バイオ医薬品から体外受精・細胞治療の領域にわたり幅広い製品ラインアップをそろえることができるとともに、海外展開も強化することができ、写真フィルムで培った高度な化学合成力・設計力、グループのジャパン・ティッシュ・エンジニリアングなどが持つ、細胞の作製・培養技術などを活かして、競争力の高い培地の開発を加速させ、培地事業のさらなる成長を図っていき、富士フイルムグループのバイオ医療関連技術・製品と、ISUS社・ISJ社の培地技術・製品などを組み合わせて、培地事業以外でもシナジーを最大化させていくため、今回の買収に至った。

<ISUS社およびISJ社の会社概要>
ISUS社
会社名 Irvine Scientific Sales Company, Inc.
所在地 米国カリフォルニア州 Santa Ana
設立 1970年
代表者 佃 幸樹

ISJ社
会社名 株式会社アイエスジャパン
所在地 埼玉県戸田市
設立 1989年
代表者 永野 裕一

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