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京急電鉄、リノベーション事業展開のRバンクを買収

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京浜急行電鉄【9006】(以下、京急電鉄)は、リノベーション事業を展開するRバンクの株式を一部取得し、子会社化すると発表した。
取得価額は非公表。

人口減少、空き家問題など事業環境の変化が起こる中、京急電鉄は、2016年5月に「京急グループ総合経営計画」を策定し、人口減少社会に立ち向かう事業構造を目指している。また、「品川・羽田を玄関口として、国内外の多くの人々が集う、豊かな沿線を実現する」という長期ビジョン実現に向けた最初のステップとして「中期経営計画(2016~2020年度)」を推進しており、「中期経営計画」では、事業戦略の重点テーマの一つとして「賃貸事業・マンション分譲事業の戦略的展開」を掲げており、販売のみならず、管理、リノベーションおよびリフォーム事業等を強化している。

そのような中、リノベーション事業やシェアハウス運営事業を展開するRバンクへの資本参加について検討を進めてまいりましたが、今般株式を取得し子会社化することといたしました。

Rバンクは、女性の社会的進出などの社会情勢を考慮し、「yokohama 花月園倶楽部」をはじめとした、女性向けシェアハウス事業や、 元女子寮を一棟丸ごとリノベーションした「東京シェア+」などのリノベーション事業などを主に展開している。

京急電鉄は、人材交流などを通じて、Rバンクとの連携を加速し、京急電鉄グループにはないビジネスモデルを確立させるなど、相乗効果を最大限に発揮させていくとともに、京急グループとして、リノベーション事業および不動産に関するコンサルティング事業の強化による沿線活性化を実現するため、今回の買収に至った。

Rバンクの概要
商号 株式会社Rバンク
所在地 東京都渋谷区渋谷3丁目8番12号
代表者 代表取締役 森村 泰明
設立 2006年8月
資本金 20,000,000円
事業内容 リノベーション、シェアハウス運営・企画、不動産仲介・管理