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光通信(9435)、株式交換でパイオン(2799)を完全子会社化

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携帯電話機販売の(株)光通信【9435】は26日、関西を本拠にする子会社の(株)パイオン【2799】を8月1日付で株式交換により完全子会社とすると発表した。光通信はパイオンに68.19%出資している。パイオン株式1株につき、光通信株式0.03株を割り当てる。光通信は新株を発行せず自己株式を充てる。ジャスダックに上場しているパイオンの株式は7月29日付で上場廃止となる見通し。

光通信は、昭和63年の設立。日本最大のディストリビューターを目指し、OA機器の販売やインフラの構築、インターネットサービスやモバイルメディアサービス、携帯電話やオフィスサプライの販売などを行なっている。平成11年には東京証券取引所市場第一部へ上場している。

パイオンは、平成2年に一般家電製品の販売を目的として、大阪府堺市に(株)ネクサスとして設立され、平成5年に現在の主力事業である移動体通信事業を開始後、平成7年5月には携帯電話販売店第1号を開設、携帯電話販売店舗網を拡大した。また、平成19年に光通信がネクサス(現・パイオン)の第三者割当増資を引き受け、両社間で業務資本提携に関する契約を締結し、さらに平成20年の第三者割当増資により、ネクサス(現・パイオン)は光通信の子会社となり、関西地域において培った販売力と光通信グループの競争力を生かしながら、財務体質の改善と経営の合理化による業績の早期回復を目指した。その後、平成21年には第二の創業期と位置づけ、業務提携を柱とした大規模な事業再編を実施し、商号を現在の株式会社パイオンと変更した。