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岩手新事業創造ファンド、クラフトビール醸造の遠野醸造に出資

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いわぎん事業創造キャピタルは、地銀中位の岩手銀行【8345】などと組成した「岩手新事業創造ファンド」の投資先として、クラフトビールの醸造・飲食販売を行う遠野醸造に、岩手銀行および日本政策金融公庫の融資と協調して出資を行うと発表した。

遠野醸造は、「ホップの里からビールの里へ」のビジョンのもと、遠野市内にコミュニティ・ブルワリー(地域醸造所)のオープンを目指すとともに、クラフトビールをテーマとしたイベント等を通じて地域産業の活性化等に取組むこととしており、今後の成長が期待できることから、今回の投資を決定した。

◆投資決定先の概要
企 業 名   株式会社遠野醸造
代 表 者   代表取締役 太田 睦、袴田 大輔
本社所在地  岩手県遠野市中央通り10-15
設 立   平成29年11月
事業内容   クラフトビールの醸造・飲食販売
投資額・方法  非公表・株式取得

◆企業の特徴
遠野醸造は、地域おこし協力隊(※)として遠野市に移住した太田氏および袴田氏が中心となり、地域資源を活かしたクラフトビールを提供し、コミュニティのハブとなる拠点づくりに取組むために設立された。遠野市とキリングループは、日本有数の生産量を誇る遠野産ホップ等のPRのため、平成19年より官民協働のプロモーション「TKプロジェクト」を実施しており、ビールと食で地域を元気にする取組みを進めている。遠野醸造は、本プロジェクトとも連携しながら、クラフトビールを通じた新たなビール文化の発信や交流人口の拡大に取組むこととしており、本年4月(予定)のブルワリーオープンに向けた準備を進めている。

※ 地域おこし協力隊:都市部から地方に移り住み地域活性化業務に取組む者を、自治体が隊員として委嘱する総務省の制度。