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ホクリヨウ、食品事業をエスフーズに売却 鶏卵事業に集中

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採卵養鶏場大手、北海道でシェア5割のホクリヨウ【1384】は、札幌支店・小樽営業所・旭川支店・北見支店・釧路支店の畜肉販売等の食品事業の経営権を兵庫県の食肉等の製造・卸売事業、小売事業、外食事業会社であるエスフーズに譲渡すると発表した。

また、上記に伴いホクリヨウは本件食品事業を承継させることを目的として、新会社エスフーズ北海道株を設立し、その後エスフーズがエスフーズ北海道の増資を引き受ける。ホクリヨウは、ホクリヨウを分割会社、エスフーズ北海道を承継会社とする吸収分割を行い、本件食品事業をエスフーズ北海道に承継させることとした。

◆会社分割の目的
ホクリヨウの売上高に占める食品事業の割合は14%程度しかなく、ほとんどが鶏卵及び鶏卵関連商品が占めており、今後の事業展開を考えた時、経営資源を得意分野であり収益性も高い鶏卵事業に集中させる方が、企業としての成長に大きく寄与すると判断、今回の売却に至った。