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クリーク・アンド・リバー社、台湾のインツミット社と共同でAIを用いたシステム企画・開発の新会社設立

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テレビ・ゲーム・Web等映像関係派遣、制作を主たる事業とするクリーク・アンド・リバー社(以下、C&R社)【4763】は、MIT(マサチューセッツ工科大学)などのエンジニアが集結したベンチャー企業で、MIT内にラボを設けるなど最先端のAI(人工知能)プラットフォームの研究・開発やRPA(仮想ロボットによる業務自動化)事業を展開する台湾の碩網資訊股份有限公司(本社:台湾新北市 以下、インツミット)と共同で、AIを用いたシステムの企画・開発・販売・運用・保守事業を行う新会社、Idrasys(本社:東京都千代田区 以下、アイドラシス社)を設立したと発表した。

社名の「アイドラシス」とは、「AI」「Yggdrasill(イグドラシル)」「system(システム)」を由来としている。「イグドラシル」は、北欧神話に登場する、次元を超えていくつもの世界を繋ぐ「世界樹」を意味し、「AI」を用いた「システム」で、言語や国境、宇宙までをも飛び越えて全世界に貢献したいとの想いから命名した。

C&R社は、平成29年10月5日、インツミットが開発したAIプラットフォーム(インテリジェントロボット)「SmartRobot™(スマートロボット)」の、日本における独占販売代理店契約を締結。これまで金融や不動産、旅行・レジャー産業など、あらゆる分野の企業に対して、「SmartRobot™」を活用したチャットボット *の提案を進めてきた。同チャットボットは、3年前より台湾メガバンク5行中4行が導入し5億件の豊富なデータが蓄積されていることなどが評価され、日本国内では初めてさわかみ投信株式会社が導入することが決定している。

C&R社とインツミットは、インツミットの確かな技術開発力と豊富な実績、そしてC&Rグループの持つ2万社のクライアントネットワークとAI研究者をはじめとする22万人のプロフェッショナルネットワークを活用することで、日本における「SmartRobot™」のさらなる販売拡大を図るべく、新会社アイドラシス社を設立することとなった。アイドラシス社は、チャットボットによる業務効率向上のみならず、「SmartRobot™」などAIを用いた様々なシステムやサービスを提供し、日本社会が抱える長時間労働や人手不足など、企業の持つ様々な課題解決に貢献していく。

* 「チャット」と「ボット(ロボット)」を組み合わせた言葉。AIを活用した自動会話プログラムのこと。

「SmartRobot™(スマートロボット)」とは
インツミットが開発した音声合成、音声認識、音声対話、知識検索、画像認識、翻訳領域を統合したAIプラットフォーム。台湾の大手銀行の8割で導入された実績をもつ。「2016年度台湾資訊月100大イノベーション製品金賞」「台湾経済部第23回中小企業イノベーション研究賞」など、受賞歴多数。2017年5月には、業界最大手のICTアドバイザリ企業 ガートナーにより、「Cool Vendors in Analytics, Greater China, 2017」5社のうちの1社に選出される。

◆設立会社の概要
商  号:株式会社Idrasys(英文名称:Idrasys Co., Ltd.)
設  立:平成30年1月11日
所 在 地:東京都千代田区麹町二丁目10番9号 C&Rグループビル
代 表 者:代表取締役社長 黒崎 淳
資 本 金:25,000千円
出資比率:C&R社100%
※C&R社は平成30年1月中に株式の一部をインツミットへ譲渡し、最終的な当該新会社の出資比率はC&R社66.6%、インツミット33.4%を予定している。