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玩具卸大手のハピネット、音楽商材卸しの星光堂(事業再生ADR手続中)より卸売事業を譲受け  

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玩具卸大手のハピネット【7552】は、音楽・映像商材の卸売の星光堂より音楽・映像商材の卸売部門を会社分割により子会社にて承継すると発表した。

今般、音楽や映像のソフト配信の進展等の影響を受け、音楽・映像パッケージ市場は低迷しており、パッケージの卸業界は継続的な受注減少という厳しい環境下にある。その中で、業界最大手の星光堂から音楽・映像商材の卸売事業を承継する事により、市場に密着したサービスの提供、物流機能やシステム等の共通利用の充実を図ることで、両社の強みを活かした全国ネットの流通網を更に強化し、各得意先様とのより強固な関係の構築を図るとともに数多くのメーカーとの連携強化により市場拡大に努めていくことを目的としたもの。

星光堂は、音楽・映像商材の卸売事業の業界最大手として音楽・映像パッケージ商材の普及に貢献してきたが、市場の急速な落ち込みにより4年連続の営業赤字となり、非常に厳しい状況で推移していた。同社は販売管理費の削減等により財務体質の改善等を図ってきたが、 自主再建が困難な状況により、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下、事業再生ADR手続)の利用申請を行った。ハピネットは、星光堂の全ての金融債権者がハピネットの提案による事業承継及び星光堂の事業再生計画案に同意し、事業再生ADR手続が成立する事を、本会社分割の前提条件としている。

◆子会社の概要
(1)商号 株式会社星光堂マーケティング
(2)主たる事業内容 音楽・映像商材の卸売
(3)資本金 10百万円
(4)決算期 3月31日
(5)大株主及び持株比率  株式会社ハピネット(100.0%)