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JAL、超音速機開発の米国BOOM社と資本業務提携

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日本航空(以下、JAL)【9201】とBOOM TECHNOLOGY,INC(以下、BOOM)は、BOOMが開発に取り組んでいる超音速旅客機による飛行時間短縮をともに挑戦するべく、パートナーシップ関係を締結、資本業務提携を実施すると発表した。
JALによる出資額は、1000万ドル、日本円にして約11億2000万円。

さまざまな分野での技術革新により、その対応が求められる中、航空機による「移動時間の短縮」には大きな価値があり、その可能性に対するBOOMの挑戦をJALは定期航空運送事業者の観点からサポートし、その実現による顧客価値向上を目指していく。現在の航空機とは異なる「超音速機」による運航を目指すことで、利用者へ従来とは全く違う「時間」を提供できる未来を創造すべく、協業していく。

◆BOOM開発航空機概要
導入計画: 2020年代半ば以降
巡航速度: マッハ2.2(洋上飛行時。時速換算で2,335km)
(参考:現在の航空機の速度は時速800km~900km)
航続距離: 8,334km
装着座席数: 45~55席(ビジネスクラス仕様)

◆パートナーシップ詳細
○JAL
資金提供(10百万ドル)
定期航空運送事業者観点(技術、仕様など)でのサポート
プロモーション協力
将来の優先発注権(20機)

○BOOM
超音速機開発
各許認可事項への対応
導入時のサポート
プロモーション協力