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業務用食品卸の最大手トーホー、シンガポールの食品卸業者2社を買収

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業務用食品卸の最大手、業務用食材店「A−プライス」や食品スーパー展開し、西日本が地盤のトーホー【8142】は、業務用食品卸売事業を営むShimaya Trading Pte.Ltd. (シンガポール、以下、シマヤ)及びShimaya Trading Sdn.Bhd.(クアラルンプール 以下、シマヤマレーシア)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。
取得価格は、非公表。

トーホーグループは、当期を最終年度とする第六次中期経営計画(3ヵ年計画)「IMPACT 2 017」(以下「当中計」)において、「コア事業強化の為の事業基盤の拡大」「M&A戦略の更なる加速」などを重点施策とし、国内外における業務用食品卸売事業のシェア拡大を推進している。

海外市場については、当中計期間中にトーホーグループ初の海外進出として、シンガポールにおいて平成27年12月に日本食の食材等の業務用食品卸売事業を営むMarukawa Trading(S)Pte.Ltd.を、同じく平成29年1月にTomo-Ya Japanese Food Trading Pte.Ltd.をそれぞれ子会社化し、同国におけるシェア拡大を図っている。

今回子会社化するシマヤはシンガポールで、シマヤマレーシアは主にクアラルンプールで、それぞれ日本食の食材等の業務用食品卸売事業を営む会社である。シマヤについてはシンガポールにおけるトーホーグループの更なるシェア拡大を実現でき、シマヤマレーシアについては新たな市場であるマレーシアへの進出に繋がることから、今回の決定に至った。