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資生堂、米国子会社傘下のスキンケアブランドをTengram Capitalに譲渡

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化粧品国内大手の資生堂【4911】は、子会社でアメリカ地域本社のShiseido Americas Corporation(以下、SAC)が保有するプレステージスキンケアブランド「RéVive」(リヴィーブ、以下、RéVive)をTengram Capital Partners(テングラム キャピタル パートナーズ 以下、Tengram Capital)に譲渡すると発表した。
なお、RéViveは、昨年7月に資生堂グループ傘下に入ったGurwitch Products, LLCが保有していたブランドで、同社は、昨年12月にSACが吸収合併している。

資生堂グループは中長期戦略「VISION 2020」のもと、「世界で勝てるグローバルビューティーカンパニー」をめざしており、グローバルレベルでブランドポートフォリオを強化すべく選択と集中を進める中で、プレステージ領域へ優先的に投資を集中している。米州においてもプレステージ領域を強化すべく、メイクアップでは「NARS」、「bareMinerals」への集中投資や「Laura Mercier」の買収を実施してきた。また、スキンケアでは「SHISEIDO」、「clé de peau BEAUTÉ」、フレグランスにおいては「Dolce&Gabbana」などを優先的に強化。そのような戦略を進めるなか、RéViveについては、今回申出のあったTengram Capitalへ譲渡することが、資生堂にとっても、RéViveブランドにとっても最良の選択であるとの結論に達し、今回の譲渡に至った。

本件は、RéViveブランドに関連する全ての資産を譲渡する方法で、同ブランド関連事業をTengram Capitalに譲渡するもの。