ユニットハウス大手のナガワ、タイで鉄骨系建築手掛けるOY CORPORATIONを買収

ユニットハウス大手のナガワ【9663】は、タイ王国で設計・施工・開発等を行っているOY CORPORATION LTD.の株式を取得し、同社を子会社化すると発表した。
取得価格は、1億円。

現在、ナガワは会社計画のとおり、国内はもちろん海外での展開も成長戦略とし、建設業界における「NO.1 軽量鉄骨ゼネコン」をめざし活動をしており、OY CORPORATION LTD.（以下、OY）は、同社代表者である千葉敬治氏が創業者より引継ぎ、タイ王国における日本建築の普及を目的として平成10年5月に設立された会社であるが、その後、主に鉄骨系建築を同国にて手がけている。

ナガワにおいても同国にて軽量鉄骨建築を展開していくにあたり、OYの技術力・施工能力を評価するとともに施工協力を続けていく中で、同社がナガワグループに合流することで、同国における更なる施工能力の強化、顧客の多様化に資すると考え、千葉氏と意見交換を続けてきており、このたび、OYもナガワグループに合流することで財務基盤が安定し、人員体制の拡大が容易になり、また、ナガワグループとの技術交流や協業を通じて、一層の技術力・施工能力の向上につながると考えるに至り、ナガワグループへの合流について、合意に至ったもの。

本件株式取得後は、ナガワグループ会社との包括的な業務提携を実施し、幹部職員同士の情報連携も 適宜実施しながら、シナジー効果の早期発揮に努めていく。また、ナガワは管理体制の強化やファイナンス面等での支援を適宜実施していく。 今回のOY合流により、同国におけるナガワグループは約40名の体制となるが、今後も引き続き業務提携等を織り交ぜながら、更なる事業の拡大を推進していく。