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大和ハウス工業、Eコマースフルフィルメントサービスのアッカ・インターナショナルを買収

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戸建て住宅から賃貸・商業・事業施設へ展開している大和ハウス工業【1925】のグループ会社であるSCSホールディングス(以下、SCS社)を通じてeコマースサイトのフルフィルメントサポート事業のアッカ・インターナショナルの発行済株式の全てを取得し、グループ会社(孫会社)化すると発表した。
取得価格は、非開示。

大和ハウス工業グループは、物流施設開発事業を手がけており、全国各地に物流拠点を保有している。今回、eコマース分野に強みを持つアッカ社をグループ化することにより、ハード面だけでなく、ソフト面での強化を含めた次世代物流センターの構築を実現することを目的として、グループ会社であるSCS社を通じて、当該株式取得を実行することとした。

SCS社は、アッカ社とシナジーが見込まれる物流システム構築及び物流コンサルティングサービス等を提供しているフレームワークスを傘下に有している。SCS社が当事者となりアッカ社の株式を取得し、グループ会社とすることで、早期にグループのシナジーを最大化し、顧客のニーズを的確にとらえたサービスを提供することを目的としている。

アッカ社は、アパレル業界向けのフルフィルメントサポート業務(注)におけるノウハウを有しており、当該ノウハウを大和ハウスグループの顧客へ展開することにより、アパレル業界にとどまらない、更なる事業拡大が可能になる。 大和ハウスグループは、今後も成長が見込まれるeコマース分野におけるフルフィルメントサポート事業を取り込み、他の物流ソフト機能を組み合わせた次世代物流センターを構築することで、物流施設提案能力のさらなる向上を図っていく。 なお、来る2017年11月15日、SCSホールディングスは、ダイワロジテックに社名を変更する。

物流領域においても労働力不足が深刻化する一方で、コンピュータ性能の向上によって得られたビッグデータを活用することにより、人工知能(AI)や人工 知能を搭載したロボットの進化は目覚ましいものがある。大和ハウスグループでは、これら最先端技術を物流領域に導入することで、効率化・自動化が可能な物流プラットフォームをトータルサービスで提供し、社会全般に貢献すること目指す。

(注)フルフィルメントとは、通信販売業務において、商品が注文されてから注文者に届くまでに必要な管理運営業務全体を言う。