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TOKAIホールディングス、岡山県のテレビ津山を買収
東海地盤でLPガスのザ・トーカイとCATV等のビック東海が11年4月に経営統合したTOKAIホールディングス【3167】は、岡山県のテレビ津山の株式を取得すると発表した。
TOKAIグループは、TLC(トータルライフコンシェルジュ)のビジョンのもと、LPガス、都市ガス、情報 通信、CATV、アクア(宅配水)、住宅設備、セキュリティー、保険、ブライダル、介護、総合リフォーム等、人々の生活に密着した様々な生活総合サービスを提供し、営業エリアも中心となる静岡県及び関東一円から全国に拡大、平成29年9月末現在、283万件の顧客を有している。TOKAIグループのCATV事業は、TOKAIの子会社であるTOKAIケーブルネットワーク、いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ、厚木伊勢原ケーブルネットワーク、イースト・コミュニケーションズ、エルシーブイ、倉敷ケーブルテレビ、トコちゃんねる静岡及び東京ベイネットワークが、また、その関連事業をネットテクノロジー静岡が行っており、静岡県、神奈川県、東京都、千葉県、長野県、岡山県の1都5県において、放送サービス・通信サービス(インターネット接続サービス)を提供しており、放送サービスは75万件、通信サービスは24万件の顧客が利用している。 放送サービスでは、コミュニティーチャンネルによる地域情報や、100チャンネルにのぼるデジタル多チャンネルを通して、地域の利用者に多くの情報を発信している。
通信サービスでは、従来のCATVインターネットに加え、幹線網から各家庭までのアクセス回線まで自社で保有・敷設することで実現した光ファイバーインターネットサービス・光電話サービスを提供している。放送サービスと通信サービスを組み合わせることで、高品質な放送・通信・電話のトリプルプレイ※サービスを実現している。
今回株式を取得するテレビ津山は、岡山県の津山市、勝央町を提供エリアとするケーブルテレビ事業者。 多チャンネル放送、高インターネット接続を中心として、1万件の利用者にサービスを提供している。TOKAIグループがテレビ津山の株式を取得することにより、営業エリアの拡大や、互いのノウハウを生かしたシナ ジーを生み出すことが可能となり、TOKAIグループの中長期的な企業価値向上につながるものと判断し、本件株式取得を実施することとした。
※ トリプルプレイ:1つの通信事業者が、電話などの音声通信、テレビなどの映像通信、インターネットなどのデータ通信の3つの通信 サービスを、1つの回線で全て提供すること