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凸版印刷、オムニチャネル導入支援等のIROYAと資本業務提携

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リテールテックスタートアップのIROYA(以下 イロヤ)は、印刷業界大手の凸版印刷【7911】へ第三者割当増資を実施し、資本業務提携を行うと発表した。

イロヤは、ファッション・小売業界に根ざし、アパレルのセレクトショップおよびオンラインサイトの「IROZA(イロザ)」や、リアル店舗とオンラインサイトを統合するオムニチャネルの導入支援サービス「Monopos(モノポス)」などを中核事業とするベンチャー企業。

今後、イロヤと凸版印刷は、凸版印刷のグループ会社であるマピオンが保有している地図情報を活用した共同事業など、リテール×テクノロジー領域でのサービス検討していく計画を開始した。
マピオンが保有している数千万件以上の地図情報や検索データを活用して、イロヤが保有する「IROZA」「Monopos」の購買履歴や、店舗での購入商品の受取り(店頭受取り)、商品の取寄せ(店舗取置き)や、店頭送客支援サービスなどの新サービスを共同開発する予定。

IoT、ビッグデータの活用が広まる中、小売業界において、小売店側の消費者ニーズを的確にとらえていくために、ネットとリアルを融合した“オムニチャネル化”を積極的に推進していく必要性があり、その一方で、特に、中小小売店舗においては、WEBでの販売機会を獲得していきたい、店頭へのWEBからの集客というニーズはあるものの、人材、予算、ノウハウの不足により、オムニチャネルの推進が難航している実態に対しての各企業の取組が注目されている。

IROYAは、凸版印刷との連携強化を図っていき、小売業界のCRM(Customer Relationship Management)とSCM(Supply Chain Management)を一気通貫で支える新サービスを共同開発し、小売業界のオムニチャネル戦略の推進を支援する。導入企業の負荷軽減や運営サポートも提供する予定。