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オウケイウェイヴ、子会社通じシンガポールのICOプラットフォーム事業会社に出資

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Q&Aサイト「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴ【3808】は、仮想通貨関連事業を行う海外子会社OKfinc LTD.を通じて、シンガポールにてICO(Initial Coin Offering)プラットフォーム事業会社を起業するWowoo Pte.に出資すると発表した。

今回のオウケイウェブ子会社OKfincによるWowooへの出資は、オウケイウェブの事業推進におけるコア技術と位置づけているABCテクノロジー、「AI(人工知能)」、「Blockchain(ブロックチェーン)」、「Chat(チャット)」の中で、とくにブロックチェーン技術を軸に、注目が高まるICO分野での事業機会の創出を目的とするもの。

世界には400以上のICO市場(プラットフォーム)があると言われ、すでに3,000以上のICOによるトークン(独自の仮想通貨)が発行されている。日本国内ではオウケイウェブが出資するテックビューロが同社のICOプラットフォーム「COMSA」にてICOを実施し、約100億円相当のトークンが販売されており(2017年10月27日現在)、大きな関心を集めている。

オウケイウェブはこれまでに、オウケイウェブが運営するQ&Aサイト「OKWAVE」を通じ、様々な悩みを抱えた質問者らに、様々な回答を無償で提供してきた。人の善意を信じ抜き、互い助け合いの精神を掲げサービスが発展してきた一方、感動を与えたQ&Aの回答者や、定期的に回答をしてくれるアクティブユーザーに対し、何らかのインセンティブ付与の必要性も議論し、最適な方法について検討している。オウケイウェブの掲げるABCテクノロジー戦略、その中でもブロックチェーン技術を礎とするビットコインには、現行の会計基準では評価されづらい「感動の価値化」の実現に資する可能性がある。従来の無償のQ&Aだけでなく、仮想通貨を活用した有償Q&Aの機能を実装し、人々が持つ「ほんのちょっとした知恵」を価値化することにより「OKWAVE」は世界的な知識流通のインフラとなる。その実現に向けて、オウケイウェブ子会社OKfincを通じて、今回出資を行うWowooが今後展開するICOプラットフォームと連携しながら事業展開を行う。

具体的には、Wowooが本年11月より開始する、「感動の価値化」を主軸としたICOプラットフォーム事業を支援し、その一環としてOKfincを通じた出資(出資比率:19%)を行う。OKfincは仮想通貨に関するコンサルティング事業を推進する上で、同社との協業を進める。

オウケイウェブはこれまでに、香港に本社を置くToken News HK Limitedとの提携によりICOに関する世界の潮流を紹介する情報サービス「OKWAVE ICO NEWS」の提供ならびにICOへの参加や自ら実施したい日本企業の総合窓口を開設している。
今後、「OKWAVE ICO NEWS」を通じて世界のICOに関する最先端の情報を集めるとともに、それらを精査し、「感動の価値化」というコンセプトにかなう案件を発掘し、出資先であるWowooとも協業ながらICO支援をしていく考え。

■Wowoo Pte.の概要について
(1)商号  Wowoo Pte.
(2)所在地 シンガポール国内
(3)代表者CEO Fujimaru Nichols
(4)事業内容 ICO業務と受託事業、システム開発事業、コンサルティング事業
(5)設立年  2017年11月予定
(6)資本金  59万シンガポールドル(出資後予定)‘

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