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エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ、米国IoTプラットフォーム提供のAfero社に出資

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エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ【8068】は、IoTプラットフォーム「Afero」を提供するAfero, Inc.に出資したと発表した。

Afero社が提供する「Afero」は、デバイスからクラウドの全域においてデータの暗号化を保証する高水準なセキュリティのもと、簡単でスピーディなIoT導入を実現するIoTプラットフォーム。簡単かつセキュアにIoTを導入できる環境をパッケージ化して提供することにより、開発費用の削減と開発期間の短縮を実現する。また、白物家電や汎用機械などのIoT製品化に際し標準仕様として開発段階から組み込めるだけでなく、IoT化されていない既存プロダクトを付加的にIoT化できるという特長がある。

この出資により菱洋エレクトロは、菱洋エレクトロが取り扱う様々な商材と「Afero」を組み合わせて付加価値の高いIoTソリューションの提案・販売を行い、これまで半導体・ICT関連ビジネスを通して培ってきた豊富なチャネルと知見を活かしながら、IoT事業への取り組みを強化していく。

また、Afero社は、先に菱洋エレクトロが資本業務提携を行ったウフルとも昨年12月に業務提携に向けた基本合意を発表しており、今後三社協働によるIoTソリューションの開発・提供についても協議していく予定。

■ Afero社について
● 会社名 : Afero, Inc.
● 所在地 : 4970 W. El Camino Real, Suite 100 Los Altos, CA, 94022 USA
● 事業内容 : IoTプラットフォーム事業(PaaS : Platform-as-a-Service)

Aferoは、Googleの元幹部でAndroidの開発責任者も務めたJoe Britt氏が、共同創業者の松村慎一郎氏と2014年に起業。IoT向けのクラウドサービスを提供する会社で、セキュリティの確保とネットワークへの接続性に優れた極めて先進的なサービス基盤を開発、提供を開始する新しい会社。独自の強固なセキュリティの下でクラウドサービス、アプリケーション開発、各種通信モジュールをパッケージングし、短期間でシステム立上げを可能にする。同社のソリューションは、IoT市場参入の障壁となっている技術的課題を解決し、またIoTにとって最大の課題といえるセキュリティ施策を、既存機器の変更を最小限に抑えながら実現できる。