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紳士コート販売のNK商事、破産開始決定 負債総額2社合計78億円

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紳士コート販売のNK商事(旧:野海)と、関連のTM企画は、9月27日、岡山地裁に破産を申請し10月6日、破産開始決定を受けた。破産管財人には森智幸弁護士(岡山ひかり法律事務所)が選任された。

NK商事は、1965年創業の紳士服の卸売業者。創業当初は学生服の製造を主ていたが、その後に関係会社のTM企画が自社工場で製造した紳士用コートを中心に、婦人用コートの卸売業に業態変更。国内では数少ない一貫生産体制や品質の高さを強みに、東北から九州までの百貨店を主な得意先として、カシミヤ、シルク素材の自社ブランドの高級コート「noumi」「フィールドウス」を販売(当時)し、2006年6月期には年売上高約9億4600万円を計上していた。

しかし、近年は長引く消費の低迷や低価格志向で需要の減少が続き、業績が悪化、赤字が続き財務内容も悪化していた。借入金や在庫負担が重荷となるなか、収益改善に努めていたが、暖冬の影響などにより業績が伸び悩み、抜本的な経営改善には至らなかった。このため、今年5月1日に会社分割により新会社を設立して事業を譲渡しブランドを存続、2社ともに今年5月に事業を停止していた。

東京商工リサーチ及び帝国データバンクによると、負債総額はNK商事が約52億円、TM企画が約26億円、2社合計約78億円。