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コニカミノルタ子会社、シーメンスヘルスケアから国内経腟超音波事業を譲受け

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複合機中堅のコニカミノルタ【4902】は、日本の販売子会社コニカミノルタジャパン(以下、KMJ)が、シーメンスヘルスケア(以下、SHKK)から国内経腟超音波事業を譲り受けると発表した。

KMJは、SHKK製日本向け経腟用超音波画像診断装置「SONOVISTA(ソノビスタ)シリーズ」販売事業の獲得を、2018年1月1日に予定している。

SHKKは、Siemens AGの100%子会社で、CT、MRI、X線、超音波診断装置など医療機器の輸入販売、修理、保守、リースを中核とした、病院およびクリニック向け画像診断事業を国内で展開している。 その中で、産婦人科検診や妊娠初期着床診断、不妊治療に利用される「経腟用超音波診断装置」は、国内で高いシェアを占めている。

この事業譲渡により、コニカミノルタは以下の効果発揮を狙う。
①SHKKの経腟用超音波診断領域における顧客獲得により、国内産婦人科超音波診断市場に参入し、既存の整形外科や内科向けの超音波販売展開に加え、さらなる販売拡大を目指す。
②この事業譲渡により、コニカミノルタ全体の産婦人科市場での販売およびサービス展開力、開発力、商品力のレベルアップを図る。