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酒類卸売の細野西蔵、特別清算開始決定

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酒類卸売の細野西蔵は、9月20日、水戸地裁土浦支部より特別清算開始決定を受けた。申請代理人は増本善丈弁護士(スプリング法律事務所)ほか。

細野西蔵は、昭和10年6月創業、昭和46年5月設立の酒類卸売業者。茨城県内では最大手として知られ、大手スーパーをメーンに、業務用酒販売店、ディスカウントショップ、小売店、飲食店などを顧客として業容を拡大、また取扱商品もビールを中心に焼酎、ウイスキー、ワインなど各種アルコールおよび清涼飲料水のほか、醤油や味噌、豆腐などにも幅を広げ平成11年9月期には売上高約263億5000万円を計上していた。

しかし、少子高齢化や若者のビール離れによる需要減少に加え、大手流通業者によるPB商品との競合によって平成26年9月期の売上高は約117億円に低下するなど厳しい経営状況が続いていた。

その後も事業の立て直しを図ってきたが、ここに来て当社での事業の継続を断念。事業を第三者に譲渡したうえで、27年11月に事業を停止し、28年5月13日開催の株主総会で解散を決議、今回の措置となった。

東京商工リサーチ及び帝国データバンクによると、負債総額は約30億円。