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リース王手の東京センチュリー、米大手航空機リースACGの持分20%取得

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合併で誕生したみずほ(旧第一勧銀)系リース大手の東京センチュリー【8439】は、米国の大手航空機リース会社Aviation Capital Group LLC(以下、ACG)および同社親会社のPacific Life Insurance Company(以下、Pacific Life)と共同で航空機リース事業を行うことについて合意し、ACGの持分の20%を取得すると発表した。持分取得後、ACGは東京センチュリーの持分法適用関連会社となる。

東京センチュリーのスペシャルティ事業分野は、航空機・船舶・不動産・環境エネルギーなど特定の分野に特化した専門的アセットファイナンスのノウハウをベースに、ファイナンス、リース、事業投資をバランスよく融合させながら順調に成長してきている。第三次中期経営計画に掲げた「高収益ビジネスモデル」への変革を推進していく上で、特に航空機関連ビジネスは、今後も長期的な成長が見込まれることから注力分野と位置付けており、航空機オペレーティングリース事業においては、過去3年間で1,700億円超の投資を実行し、現在48機の機体を保有している。昨年以降、更なる事業拡大に向けて様々な検討を行った結果、優良なパートナーと共同で事業に取り組むことが、成長速度、リスクマネジメント双方の観点から最善で あるとの結論に達し、新たな戦略的パートナーとして、航空機リースのリーディングカンパニーであるACGの持分を取得することとした。

今後、ACGの成長に合わせた追加出資等のグロースキャピタルの提供も含めて、東京センチュリーがこれまで培ってきた航空機ビジネスのノウハウやネットワークも活用した様々なビジネス機会を創出し、ACGの成長を一層加速させるとともに、航空機事業の更なる発展を目指していく方針。

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