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ジャパン・フード&リカー・アライアンス、子会社通じ佐藤焼酎製造場を買収

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調味料・日本酒製販と輸入食品商社アルカンが傘下の持株会社であるジャパン・フード&リカー・アライアンス【2538】の連結子会社である盛田は、佐藤焼酎製造場の株式を取得し子会社化すると発表した。
取得価格は、非開示。

ジャパン・フード&リカー・アライアンスは、ジャパン・フード&リカー・アライアンスと連結子会社12社及び持分法適用関連会社3社で構成されている。
具体的には、ジャパン・フード&リカー・アライアンスは、グループ管理を行っており、盛田や老田酒造店等は、醤油・調味料、清酒、漬物及び飲料等を製造・販売し、アルカンは、主にヨーロッパ等からフランス料理等の食材やワイン等を輸入・販売し、東洋商事は、国内で食品、酒類及び資材等を取り扱う総合卸売業をしている。

佐藤焼酎は、明治38年宮崎県延岡市において創業、「天の刻印」ブランドに代表される麦焼酎の他、米・麦・芋の各焼酎も手掛ける酒造メーカー。伝統と現在の職人の高い意識と技術が絡み合い、活気に満ちた焼酎造りを続けている。また、製造場は、観光客向けに製造工程が見学出来るミュージアム風のお洒落な施設になっている。

ジャパン・フード&リカー・アライアンスは、中期経営計画のとおり、今後、グループの経営基盤の構築や事業規模の拡大のために、事業方針として外部企業との業務提携やM&Aを推進していくことを掲げている。ジャパン・フード&リカー・アライアンスグループの酒類製造販売事業の中核会社である盛田や、盛田の子会社である老田酒造、加賀の井酒造、常楽酒造他と、今後、双方の製造機能を活用した商品の共同開発や事業基盤を活用した販路の拡大及び営業力の強化並びに海外への展開が見込まれ、より成長力の高い企業グループになることが可能であると判断したことから、傘下に酒造会社がある盛田が対象会社の株式を取得し、子会社化することとした。