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外食向けASPサービスのアルファクス・フード・システム、ユニティ社からCRM事業を譲受け
外食向けASPサービス展開のアルファクス・フード・システム【3814】は、外食産業・流通業向けにCRM事業を20年以上前より展開し、業界をリードしてきたユニティマーケティングソリューションのCRM事業を譲り受けると発表した。
譲受価額及び決済方法は、無償での取引となる。
事業譲受の内容は、ユニティ社のCRM事業とCRM事業の顧客基盤。
アルファクス・フード・システムは、「食文化の発展に情報システムで貢献する」ことを事業ポリシーとして、外食業界に特化した基幹業務システムのASPによる提供から、あらゆる食業態に対応できるパッケージ型の総合基幹業務システムである「飲食店経営管理システム(R)」の販売、飲食店店舗にて利用するPC-POSシステム、オーダーエントリーシステム(当社製品名:オーダーショット)の自社企画のシステム機器の開発・販売及び周辺サービスの提供までをワンストップで行っている。
アルファクス・フード・システムは、外食産業に特化した顧客本位のサービスについて更なる拡充を図る方針であるが、その中でも、来店動機となる決済手段の多様化とその後の顧客管理・分析のニーズが高まっている。決済の多様化に関しては、昨年より、POSシステムのLINE Pay決済への対応、今年7月からのWeChat、ALIPAY決済への対応など、国内初の技術で開設する新型オフグリッドデータセンター稼働に合わせての対応を本格化している。
一方、POSシステム前線の顧客決済・購買データの顧客分析分野において、これまで業界をリードしてきたユニティ社のCRM事業をアルファクス・フード・システムが承継することにより、決済データから一連の情報を一気通貫してより詳細な顧客管理分析サービスが可能となるなど、サービス領域の拡大が見込まれ、何より、ユニティ社のノウハウと顧客基盤を獲得することで、更なる企業価値の向上につながると判断し今回の事業譲渡となった。