• icon-facebook
  • icon-twitter
  • icon-feedly

3

総合教育サービスのウィザス、京大ゼミナール久保塾を買収

  • 1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加0
  • feedy

近畿地盤の集団指導塾「第一ゼミナール」が主柱のウィザス【9696】は、京大ゼミナール久保塾の発行済株式の全部を取得し、同社を子会社化すると発表した。
取得価格は、非開示。

京大ゼミナール久保塾は、昭和59年の創業以来一貫して小学生・中学生を対象に高いレベルでの学習指導や受験指導を行い、長年に亘って、神戸高校初め阪神間の難関私立中・高等学校の合格に導く指導力と高い合格率で、阪神間のエリアにおいて当該地域からの高い信頼を獲得。現在は、7教室を有しており、各教室において専任の社員一人ひとりが、「個人塾」とでもいうべき、きめ細かい受検指導を実現するクラス担任制により指導を担当している。

ウィザスグループは、「顧客への貢献」「社員への貢献」「社会への貢献」という経営理念と、「1/1 の教育」という教育理念のもと、「社会で活躍できる人づくりを実現できる最高の教育機関をめざす」というコーポレートビジョンを掲げており、中核事業である「学習塾事業」および「高校・キャリア支援事業」における高いレベルでのサービス提供に加えて、「ICT教育・能力開発事業」、「企業内研修ポータルサイト事業」また直近では「日本語教育」分野にも進出し、幼児から社会人、さらに外国人留学生までの幅広い年齢層を対象とした総合教育サービスを積極的に展開している。

「学習塾事業」においては、新入試制度や英語教育改革への取り組み、プログラミング学習の導入など制度改革にもいち早く対応し、グローバル化や急速な情報化など社会の変化にも的確に対処して、生徒自らの進路選択の幅や能力開発を最大限にする教育活動に邁進している。今回、京大ゼミナール久保塾がウィザスグループに加わることで、同社の教育ノウハウ・経営資源の融合による活性化により、「学習塾事業」におけるドミナントエリアの拡大を図っていき、さらには同社の教育プログラムにICTの活用をはじめとする、新規教育プログラムの導入、人材交流におけるウィザスグループ全体での教務力向上など学習塾事業の基盤を強化し、共通して目指している生徒一人ひとりの希望進路実現という、短期的な目標達成は当然のこととし、長期的な視点での能力開発と将来にわたって自ら学び続ける意欲喚起・成長を支援する教育企業として広く支持を広げ、結果として企業価値向上を実現していく。