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オートバックスセブン、中国の車載用芳香剤製造・販売『愛車小屋』へ出資

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自動車用品店の国内最大手のオートバックスセブン【9832】は、中国企業で、中国国内でのカー用品の販売・サービスのプラットフォームの運営および車載用芳香剤の製造・販売を行う「愛車小屋」へ出資すると発表した。

愛車小屋は、車載用芳香剤の製造・販売および中国国内においてカー用品の販売・サービスのB to B向けプラットフォームの運営を行っている。同社の車載用芳香剤は、中国国内において『香百年』というブランド名で、中~高価格帯ブランドとして浸透しており、日本国内でも販売されている。また、2016年4月から、カー用品の販売・サービスの商品供給者と中国国内の小売店や洗車店などをつなぐ、B to B向けスマートフォン用プラットフォームのサービ スを開始し、同事業は順調に収益を拡大し、今後も成長が見込まれている。

中国では2000年以降、自動車需要が急速に拡大し、自動車保有台数は1.4億台(2014年)に達し、アメリカに次ぐ世界第2位の自動車保有国となっている。これにより、車載用芳香剤のほか、自動車周辺用品の需要も拡大している。

オートバックスセブンは今回、愛車小屋へ出資し、同社の株式を10%取得。安価で良質な芳香剤等の調達と、愛車小屋の運営するプラットフォームへの出品を通じて、中国での卸売事業の拡大を目指す。