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アクロディア、ビンゴ向けシステム提供企業を株式交換により子会社化

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コンテンツ配信・アプリ開発等を柱とするアクロディア【3823】は、アクロディアを株式交換完全親会社、グアムで運営されているビンゴ向けのシステムを提供する エンターテイメントシステムズを株式交換完全子会社とする株式交換を行うと発表した。

アクロディアグループは、インターネット技術を生かしたスマートフォン向けサービスを実現する基盤技術(プラットフォーム)の提供やコンテンツサービス(スマートフォン向けアプリやソーシャルゲームの提供)を主な事業とし、第4次産業革命とも言われるIoT関連技術の中長期的な市場成長を見込みインターホン向けIoTシステムや今後インターネット配信が中心となってくる動画関連サービス、また子会社が行うインターネット社会に不可欠なセキュリティ関連事業等を展開し、インターネット関連事業を中心に安定的な収益確保と中長期的な成長に向けた事業基盤の確立を図っている。また、平成29年3月28日には、新たな事業展開として、渋谷肉横丁を取得し、不動産サブリース及び商標権管理の事業を開始した。このような新規事業の取り込みは、スマートフォン向けソリューションの分野で培ったアクロディアのIoTやインターネット技術を最大限活用することにより、新たな分野でネッ
トとリアルの融合を進めてシナジー効果の発揮を目指すことで事業の裾野拡大を図り、経営基盤の強化に取り組んでいる。

しかしながら、アクロディアは、継続して純損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在し、早期の黒字化に向けさらなる抜本的な対策を講じる必要がある。アクロディアは、これまでに役員報酬、業務委託費をはじめとした販売管理費のリストラ策の実施、事務所の集約と移転等により、経費の削減を継続的に進めてきており、その結果、EBITDAベースでは平成29年8月期第1四半期会計期間において△114百万円であったところ、同第2四半期会計期間では△26百万円と改善し、同第3四半期会計期間では17百万円と改善が継続し黒字化した。
しかしながら、引き続き財務基盤の改善が必要であるとともに、中長期的な成長に向けて、さらなる事業拡大を進めていくことが必要であると考えており、そのためには、新たな事業を取得し、また取得事業にアクロディアの強みを生かしたIoT、AIの技術を取り込んだサービスを加えることでシナジーを創出する事業への成長投資を実行していく必要がある。それにより他社との差別化を図り、事業の継続的な成長を促進することで、企業価値向上に取り組んでいく考えである。

このような背景の下、アクロディアは黒字化に向けた施策の一環として、グアムで運営されているビンゴ向けのシステムを提供するGUAM ENTERTAINMENT SYSTEMS, LLC(以下、GES 社)を所有するエンターテイメントシステムズの株式交換による完全子会社化という収益事業の取得について、平成29年9月26日開催する臨時株主総会に付議することを決議した。
これらの事業を取得し、また取得事業の継続的な成長を促進するためにアクロディアの強みを生かしたIoT、AIの技術を取り込んだサービスをこれらの取得事業に加えることにより、大幅な付加価値の向上を図るといったシナジーの創出を実現するための成長投資を実行していく予定。