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双葉電子工業、3Dプリンターものづくりプラットフォーム運営のカブクを買収

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自動車インパネ等の蛍光表示管で世界首位の双葉電子工業【6986】は、平成 29 年8月 25 日開催の取締役会において、試作・特注品・量産オンデマンド受託製造サービス事業のカブクの株式を取得し子会社化すると発表した。
取得価格は、13億5500万円。

カブクは、ICTを活用することによってモノづくり工程の合理化を進める、第4次産業革命のリーディングカンパニーであり、高度なソフトウェア開発力とユニークな企画力を強みに、IoT時代の新たなモノづくりを実現するデジタル製造プラットフォームを展開している。

一方、双葉電子工業は長年独自の生産技術を強みとして生産器材の標準化など、モノづくり業界の合理化に貢献してきた。双葉電子工業は本年5月に発表した中期経営計画において、ハードにソフト要素を付加した新たな価値の創出を図っていく方針を打ち出した。この手段として、近年急速に発展しつつ あるIoT、AIなどのソフトウェアの開発力を早期に獲得することが重要と判断、双葉電子工業とカブクは、日本のモノづくり業界の活性化と世界における競争力の向上に貢献するという方向性が一致しており、両社のコンピタンスを融合させることによって、中長期的に双方の事業成長スピードの向上が見込めるため、株式の取得を決定した。