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MS&ADインシュアランスグループ、豪州金融グループChallenger Limitedへ資本参加 日本円で約440億円

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MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスは、傘下に生命保険事業およびファンドマネジメント事業を有する豪州の金融サービス会社Challenger Limitedの株式約6.3%(500百万豪ドル 1豪ドル=88円で日本円にして約440億円)を、第三者割当増資を通じて取得すると発表した。

Challenger社は、豪州において個人年金保険のトッププロバイダーであり、ファンドマネジメント事業では国内7位の規模を持つ金融グループ。MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスでは、今後、高齢化の進行、退職者数の増加および豪州における退職年金の加入強制制度により、大きく成長が予想される豪州の年金市場において、ブランド、販売網、サービス力、テクノロジーの圧倒的な強みを有する同社の持続的な成長を見込んでいる。

◆出資の戦略的目的
(1)Challenger社とMS&ADインシュアランス グループ ホールディングスの子会社である三井住友海上プライマリー生命保険との提携強化
Challenger社の持つノウハウを親和性の高いビジネスモデルを有するMSP生命で活用し、新商品の共同開発の加速、長寿リスク管理ノウハウの獲得等を推進することを通じ、 業務提携を強化させていく。

(2)事業ポートフォリオの更なる分散
今後成長が見込まれる豪州の年金事業を取り込むことで、MS&ADインシュアランス グループとしての事業ポートフォリオの更なるリスク分散を実現する。

(3)グループ全体での成長シナジーの追求
Challenger社への出資・業務提携やこれに伴う人材交流等を通じて、同社との長期的な戦略的関係を構築し、同社が強みをもつノウハウやネットワーク等をMS&ADインシュアランス グループ全体で活用することによる成長シナジーの発揮を追求していく。