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2輪車部品企画・卸売りのデイトナ、ダートフリークとプラスを買収

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東証ジャスダック上場で2輪車部品・用品の企画、卸売りを手掛けるデイトナ【7228】は、ダートフリークの株式を取得し、その後、デイトナを完全親会社、ダートフリークを完全子会社とする簡易株式交換を行うこと、またプラスの株式を取得し、完全子会社化することを発表した。
2社合計の取得価格は、約4億円。

デイトナは、昭和47年(1972年)4月の創業から現在に至るまで、ジャンル別の企画・開発グループ組織と日本全国約4000件の販売先ネットワークを強みに、主にオンロードバイクジャンルにおける二輪アフターマーケットへサービスを提供している。

部品・用品の企画・開発・卸販売と海外一流ブランド用品・油脂類の日本販売代理権を保有、卸販売を行い、ライダーの趣向変化にいち早く追従し、近年ではバイクガレージの取扱いを開始、総合アフターパーツメーカーとして確固たるポジションを獲得しており、また、創業当時から欧米を主体とした、海外ディストリビューター向けのOEM商品の開発・調達・卸販売を行っている。

更に子会社として3店舗のバイク用品店を運営するライダーズ・サポート・カンパニー、インドネシアにて現地向けバイクのアフターマーケット部品・用品を企画・開発・卸販売するPT.DAYTONA AZIAを保有している。

一方ダートフリークは平成元年(1989年)11月の創業から現在に至るまで、強固な海外製造拠点とオフロード専門技術を活用し、主にオフロードバイクジャンルにおける二輪アフターマーケットへサービスを提供。自社ブランド商品を企画・開発・卸・販売とワンストップでできることを強みに、日本国内でナンバーワンのシェアを獲得しているオフロード専門アフターパーツメーカー。また海外取引にも注力しており、海外一流ブランド、オフロード装具類の国内販売代理権を保有、卸販売を行うとともに、海外への販売も積極的に行っている。

また、プラスはインターネット通信販売にて二輪アフターパーツの販売を行っており、デイトナとダートフリークの両社がグループ会社化することにより、デイトナはダートフリークが長年にわたり確立してきた海外製造拠点を活用することで、新たなジャンルへの参入、既存 商品については更なる収益性の向上、技術面においては相互の技術交換による、より独創的商品の創出が期待できる。

ダートフリークにおいては、デイトナが保有するインドネシア現地子会社PT.DAYTONA AZIA、デイトナの既存取引先である欧・米・豪州を主体とした販売先を活用した販路の拡大等の期待が出来る。

両社において、以上のようなシナジーの早期実現を目指し、今回の買収に至った。