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液晶硝子基板事業の倉元製作所、経営改善のためセンサ事業・圧電事業を譲渡

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液晶用中小型ガラス基板加工で首位級の倉元製作所【5216】は、経営環境の変化に対応し、センサ事業・圧電事業を船舶用配電機器、制御・計測機器の製造、販売を行うJRCSに譲渡すると発表した。
譲渡価格は、非開示。

倉元製作所を取り巻く経営環境は、液晶業界の構造変化に伴い、極めて厳しい状況にあり、これまで経費削減等の経営合理化策を実施してきたが、新商品開発事業にかかる投資費用を負担することが困難となったため、資金流出を最小限に留めるべくセンサ事業・圧電事業を譲渡することとした。これにより、倉元製作所の基幹事業である液晶硝子基板事業に経営資源を集中し、早期の収益向上、財務体質の改善を推進していく。

■事業譲渡の相手先の概要
① 商 号 JRCS株式会社
② 本 店 所 在 地 山口県下関市東大和町1丁目2-14
③ 代 表 者 代表取締役社長 近藤高一郎
④ 設 立 年 月 昭和23年8月
⑤ 資 本 金 2000 万円
⑥ 事 業 内 容
船舶用配電機器、制御・計測機器の製造、販売
船舶用電気・電子機器及び部品の販売

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