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覆面調査のメディアフラッグ、子会社の十勝たちばなを売却

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流通業の覆面店舗調査、消費財メーカー向けの店頭販売促進を主たる事業とするメディアフラッグ【6067】は、地域食品の企画・製造・販売会社を子会社にもつマツザワホールディングスに、連結子会社である十勝たちばなの株式を譲渡すると発表した。
譲渡価格は、約1億8千万円。

十勝たちばなは創業50年以上の歴史を持ち、東京都・埼玉県を中心に全27店舗を 展開。主力商品はどら焼きを中心とした和菓子に加え、ブッセなど和洋菓子の製造販売を行なっている。メディアフラッグは平成25年に十勝たちばなを連結子会社化し、以来当社の店舗運営ノウハウと流通マネジメント経験を活かした事業再生の取組みを行なってきた。

一方でメディアフラッググループは更なる企業価値の向上に向けて、店舗店頭でのITサービスと人的支援サービスを融合することで価値ある店頭活性化ソリューションを提供すべく、デジタルサイネージを活用したフィールドトラッキングシステム(棚前における消費者行動の捕捉)の開発・日本全国主要流通の店舗データベース構築・消費者口コミアプリの開発など、今後より高い成長が見込める分野へと経営資源を集中させている。

こうした状況のもと、事業再生事業である「和洋菓子製造販売事業」を展開する十勝たちばなの所有全株式を譲渡することがメディアフラッググループ企業価値向上の実現につながると判断し、今回の株式譲渡に至った。

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