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パーク24、共同投資により英国駐車場事業運営会社の株式取得 約230億円

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24時間無人時間貸し駐車場タイムズを運営するパーク24【4666】は、日本政策投資銀行(以下、DBJ)と共同で、英国で駐車場事業を展開するNational Car Parks Limited(以下、NCP)の全ての株式を取得し、グループ会社化すると発表した。
取得価格は、約230億円。

パーク24は、1971年に駐車場企業として創業し、1991年に時間貸駐車場『タイムズ』の展開を開始しました。2009年にはマツダレンタカー(現タイムズモビリティネットワークス)をグループ化するとともに、タイムズ駐車場のネットワークを活用し、カーシェアリングやレンタカーサービスを中心とするモビリティ事業を開始した。

現在、日本国内ではタイムズ駐車場17930件 674628台、カーシェアリング 18811 台、レンタカー28414 台を運営し、駐車場・カーシェアリングでは国内最大規模となっており、交通インフラ企業として事業規模の拡大とともに、新たなサービス創造を推進している。

海外展開では、将来を見据えた成長基盤確保のため、2006年に『タイムズ』ブランドの駐車場事業で韓国・台湾に進出、2017年1月にはオーストラリア・ニュージーランド・英国・シンガポール・マレーシアの5カ国で駐車場を展開している『Secure Parking』をグループ化した。

創業以来日本で培ってきた駐車場運営ノウハウを活かした海外展開を進めると同時に、駐車場のネットワークを活用したモビリティ事業の展開も見据えており、今回のNCPのグループ化は、海外展開の一環として、『Secure Parking』を通じて展開する英国での駐車場事業の大幅な強化に加え、欧州における事業拡大に向けた基盤づくりと位置づけた取り組みである。

NCPは、1931年創業の英国最大手の駐車場事業者で、498件148056台の駐車場を運営。ロンドンやバーミンガム、ブリストル等の都市の中心部で多くの駐車場を展開しており、マンチェスターやボルトン等では市議会との長期契約により安定的な運営基盤を有している。この他、バーミンガム空港やグラスゴー空港といった主要空港の駐車場及びロンドン地下鉄をはじめとする駅駐車場を数多く運営しており、英国内におけるシェアは30%と圧倒的な地位を築いている。

グループ化後は、NCPが有する80年を超える事業基盤、運営ノウハウと、パーク24が培ってきた駐車場オンラインシステム「TONIC」等のITシステムをはじめとする駐車場の開発・運営ノウハウを融合してサービス品質の向上を図り、より便利で快適な駐車場を提供することでNCPの事業成長スピードを加速させる。
また、NCPが運営している空港や駅等の交通拠点の大規模駐車場をベースに、パーク24のモビリティ事業を活用した新たなモビリティサービスの展開も視野に入れている。

NCPのグループ化により、パーク24が展開する駐車場は、8カ国19970件 1195769台となる。

本件においては、DBJによる、エクイティ投資を通じた日本企業の成長戦略の実現、中長期的な企業価値向上を支援する取り組みである「成長戦略支援のための付加価値創造型エクイティ投資(VG投資プログラム)」を活用し、DBJと共同で投資を行う。DBJによる資金面での支援とともに、海外インフラ事業への投資実績を踏まえた管理ノウハウや人材、情報ネットワーク等の提供を受けることで、英国における強固な事業基盤の構築に繋がるものと考えている。