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トライアンフコーポレーション、JP1ソリューション事業のフェニスを買収

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TOKYO PRO Marketのトライアンフコーポレーション【3651】は、JP1ソリューション事業のフィニスの株式を取得し、子会社化すると発表した。

トライアンフコーポレーショングループは、純粋持株会社であるトライアンフコーポレーションを中心に偉業を志す企業集団(United Enterprises of Triumph)を編成し、経営管理の効率化による内部成長の促進と、M&Aによる外部成長の加速によって企業価値を高めることを経営戦略としている。これは、中小企業が単独で競争力を維持することが難しい時代となっている中、複数の中小企業が経営統合することで、経営を全体的に効率化するとともに、知識、経験、技術を共有し、製品やサービスをクライアントに対してワンストップで提供していくことによって、グループ全体で競争力を高めていくことができると考えているためである。

フィニスは、日立製作所が開発・発売しているJP1に特化したシステム・エンジニ アリング・サービスを提供する「JP1ソリューション事業」を主力事業としている。2007年の設立以来、着実に成長しており、大手企業を中心とした良質な顧客基盤と優秀な技術者を有 しています。株式会社フィニスの事業はトライアンフコーポレーショングループの情報技術事業と同業であり、各々が培ってきた技術力、取引基盤等を融合させ、双方の経営資源を最大限活用することによって、情報技術事業の拡大に寄与するものと判断し、フィニス株式を取得のうえJP1ソリューショ ン事業を取得することとした。 トライアンフコーポレーションは、フィニスの株主と、JP1ソリューション事業の取得について合意している。このため、フィニスの他の事業(保険代理店向けソリューション事業)については、 本件に先立って、フィニスの代表取締役である井上良介氏が設立した別会社へ事業譲渡した。トライアンフコーポレーションは、フィニス株式の発行済株式の全部を取得すると同時に、同社のJP1ソリューション事業をトライアンフコーポレーションの連結子会社であるインフォメーションサービスフォースに事業譲渡する予定。フィニスのその後の処分については現時点では未定。