ユニー・ファミリーマートHD、カネ美食品を約87億円で子会社化

伊藤忠系のコンビニ大手のユニー・ファミリーマートホールディングス【8028】は、関連会社である寿司・揚物・惣菜等の小売店舗の展開とコンビニエンスストア弁当の製造を行っているカネ美食品【2669】の株式を伊藤忠商事及び個人9名から取得し、同社を子会社化すると発表した。
取得価格は、約87億円。

カネ美食品は、寿司・揚物・惣菜等の小売店舗の展開及びコンビニエンスストア弁当の製造を行っており、 同社は、ユニー・ファミリーマートホールディングスの子会社であるファミリーマート及びユニーの重要な取引先である。

ユニー・ファミリーマートホールディングスがカネ美食品を子会社化することで、ユニー店舗内において出店しているカネ美食品の惣菜売場をカネ美食品とユニーが一体となって売場改革を行い、食品売場全体の競争力を上げ売上の拡大を図るとともに、カネ美食品がファミリーマート向けに製造している中食商品の製造に関しても、両社が持つノウハウを共有し、製造過程の見直し等の協業を行い、中食商品の品質向上により、中食売上の拡大を図ることでグループ全体の更なる収益力向上が見込めるものと考え、今回、伊藤忠商事等と交渉を経て、カネ美食品を子会社化することとした。