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東北最大石油卸しのカメイ、食品輸入のコダマ等2社を買収
東証1部上場で東北最大の石油・LPガス卸であり、M&Aによる多角化で総合商社を志向するカメイ【8037】は、食品輸入・製造のコダマ及び有限会社アンジェリーナの株式を取得したと発表した。
カメイは、現在6営業部門制(法人営業部、ホーム事業部、カーライフ事業部、食料部、建設資 材部、ファーマシー事業部)にて営業活動を行っている。
コダマは、3ヶ所の製造工場を有し、ハム・デリカテッセンに加え、焼き菓子・パン等の食品製造事業、日本では手に入りにくい生ハムやワイン、有機食材等に特化した輸入貿易事業のほか、 主に自社製品を扱う小売店やレストランを16店舗運営。「手造り」「多品種・小ロット」「高品質」により他社との差別化を図り、独自性のある商品を提供している。
また、アンジェリーナは、厳選した良質なチーズの加工・卸売を行う食料事業を展開。 今回、コダマ及びアンジェリーナの株式を取得し、カメイグループに迎え入れることにより、 食料事業(主に食肉)の製造から卸売・小売までを自社で完結でき、カメイグループの食料事業及び貿易事業の強化拡大が図れるものと考え、今回の買収に至った。