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大黒屋HD、中古ブランド品買取業界3位のブランドオフと資本業務提携
東証2部上場で中古ブランド品買い取りの大黒屋ホールディングス【6993】は、日本国内外でブランド中古品買い取り販売業及び質事業を展開している業界シェア第3位のブランドオフと資本業務提携を行うと発表した。
大黒屋ホールディングスは、業界第2位の企業として、業界第3位の企業であるブランドオフとはこれまで何度か資本業務提携等について検討をしてきており、そのような中、2015後半以降の外国人観光客による免税需要の大幅な減少の影響を受けたブランドオフが、事業再構築に向けた検討をするなか、大黒屋との間で更なる相互の事業の伸張を図ることについて話し合いを継続、2017年に入り本格的にブランド中古品買い取り販売業及び質事業を展開するブランドオフの事業環境に係る調査・検討を行った結果、資本業務提携に向けての協議を真摯に開始した。
ブランドオフは国内外に店舗を有していること、大黒屋グループとの店舗の最適配置、運営の効率化が可能であること、大黒屋及びブランドオフがそれぞれ得意とするビジネスモデルを共有して事業を展開すれば相互の事業を伸張することは可能であること、CITICとの資本業務提携により投資資金を提供できること等が意思決定の大きな要因となっている。
国内及び海外(香港及び台湾)に50店舗を展開し、400名を超える従業員を擁するブランドオフとの本資本業務提携が実施された場合、業界第2位及び第3位が協業することで販売力及び商品仕入力が強化されるのみならず、ブランド中古品買い取り販売業及び質事業のグローバル展開において不可欠となる経験豊富な鑑定力が増強されるなど、大黒屋グループの国内及び海外市場における事業基盤をさらに強固なものとし、大黒屋グループが推進しているブランド中古品買い取り販売業及び質事業における世界No1になるという目標に資するものと判断、今回の資本業務提携に至った。